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『小悪魔な天使』のセカンドブログ?のようなものです。 向こうで載せられないものを載せてますので、こちらだけではわかりづらいお話もあるかもです。 よろしければ『小悪魔な天使』もてみ見てくださいませ♪ ※こちらのブログは大人な表現を含む作品になりますので、ご覧になる場合は自己責任においてお願いいたします。 当ブログに対する誹謗中傷・クレームは一切受け付けておりませんのでご了承ください。
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※本ブログの方でものの見事に消されてしまった記事。

何度やっても消されるので、諦めてこちらに載せることにしました。

それでは下の『つづきはこちら』からどうぞ♪



※ ここから先、ご覧になられる方は自己責任においてお願いいたします。

 


拍手[110回]


 

強引に舌を絡め、シャツをまくりあげその白く滑らかな肌に手を這わせる。


「んっ・・・・ぁ・・・・・っ」


抗 おうとする潤ちゃんの手首を強く握り、耳元に、首筋に噛 みつくようなキスを繰り返す。


「やぁ・・・・っ、まぁ・・・・っ、やめ・・・・」


「ーーー翔ちゃんとは、したことないんでしょ・・・・?俺が、してあげるよ」


耳元に囁くと、潤ちゃんがびくりと震える。


ぎゅっと目を瞑り、震えるその表情に興奮する。




大好きな潤ちゃん。



でも、俺がいくら想っても、潤ちゃんは翔ちゃんが好きで。



潤ちゃんを傷つけて、結婚しようとしてる翔ちゃんなんか忘れちゃえばいいのに。



忘れられないならーーー俺が、忘れさせてあげる・・・・・。



シャツを肌蹴させ、白く眩しい素肌に手を這わせ、キスを落としていく。


「んぁ・・・・っ、まぁくん・・・・・っ」


抗おうとしながらも、力が入らないのかされるがままの潤ちゃん。


それをいいことに、俺は抑えつけていた手首を離すと、胸の薄桃色の尖りを指先でつまみ、刺激した。


「ひゃ、あ、あぁ・・・っ」


舌先でそこを弄ぶように舐めまわすと、徐々に赤みを帯びていく潤ちゃんの体。


俺は体を起こすと、潤ちゃんのズボンに手をかけた。


「・・・・興奮してきたでしょ?潤ちゃんもーーー」


そう言って、ズボンの上からそ潤ちゃんの中心に触れる俺。


すでに半起ちになっているのを手に感じ、俺はごくりと唾を飲み込んだ。


「まぁく・・・・・」


潤ちゃんの声は震え、その大きな目が涙でうるんでいた。



「すぐに・・・・気持ちよくさせてあげる・・・・・」



そうして、ズボンに手をかけたけれどーーー





「―――まぁくん・・・・・?」


潤ちゃんの大きな瞳が、驚きに見開かれる。


潤ちゃんの頬に、ぽつんと水滴が零れ落ちた。


「なんで・・・・泣くの・・・・・?」


潤ちゃんの指先が、俺の頬に触れた。


俺の目から溢れ出た涙が、潤ちゃんの指先を濡らす。


「ふ・・・・・やっぱり・・・・・できない・・・・・」


俺は潤ちゃんの上から退くと、床の上で膝を抱えて座った。


「まぁくん・・・・」


潤ちゃんが、上体を起こし俺の前に座る。


「俺・・・・潤ちゃんを傷つけたくない・・・・・。潤ちゃんを、泣かせたくない・・・・・」




どんなに想っても、潤ちゃんは翔ちゃんが好きでーーー


それはきっと、その体を無理やり抱いたとしたって、変わらないことだ。


そんなの・・・・虚しいだけだ・・・・・



「まぁくん・・・・・」


「ごめ・・・・俺、翔ちゃんがいないからって・・・・こんなことしたって、潤ちゃんに嫌われるだけなのに・・・・ごめん・・・・・」


泣きながら言い募る俺の手に、潤ちゃんの手が触れた。


「まぁくんのこと・・・嫌いになんか、ならないよ」


顔を上げると、潤ちゃんが優しい笑顔で俺を見つめていた。


「俺、まぁくん大好きだよ?だって、まぁくん優しいし」


「でも・・・!俺、無理やりーーー」


「俺ね、まぁくんを利用しようとしたの」


「え・・・・・?」


ーーー利用?


意味がわからなくて、潤ちゃんの顔を見つめる。


「俺・・・・自分で決めてしょおくんから離れたのに、寂しくて仕方なかった。しょおくんに会いたくて仕方なかった。仕事してたり、智やニノやまぁくんといるときは気を紛らわすこともできるけど、忘れることはなかった。忘れられない・・・・・どんなに想ってたって、しょおくんは結婚しちゃうのにーーー辛くって・・・・忘れたくって・・・・だから、まぁくんに抱かれてもいいかなって」


「潤ちゃん・・・・」


「びっくりしたけど・・・・でも、まぁくんは優しいし・・・・・だから・・・・このまま抱かれてもいいかなって、思った」


そう言って、潤ちゃんは笑った。


「俺、卑怯だよね。まぁくんの気持ち、利用しようとしてーーーまぁくんは、いつだって俺に優しくしてくれるのに・・・・だから、まぁくんが自分を責める必要、ないよ。俺は、まぁくんの気持ち、踏みにじろうとーーー」


俺は、たまらずに潤ちゃんを抱きしめた。


「潤ちゃん・・・!」


「ご・・・・めんね、まぁくん・・・・・俺、やっぱり、しょおくんがーーー」


潤ちゃんの涙が、俺の肩を濡らす。


「いんだ・・・・俺、潤ちゃんを守るって決めたんだから」


そうだ。


翔ちゃんが潤ちゃんを傷つけるなら、俺は絶対に潤ちゃんを傷つけないって、そう決めたんだ。


優しい潤ちゃんは、俺の気持ちに応えようとしてくれた。


それがただ、翔ちゃんを忘れるためだったとしてもーーー


俺は、潤ちゃんの気持ちが嬉しかった。






その夜、潤ちゃんが俺と一緒に寝たいと言い出した。


「でも、ニノがダメってーーー」


いつも怖い顔で、『絶対だめ』と言われてる。


「でも、今日はニノいないじゃん。あの部屋、結構広いから1人だと寂しいんだもん。まぁくんのベッド、広いから、2人寝られそうだし」


確かに、俺のベッドはダブルベッドだ。


寝相が悪いから広い方がいいと思って買ったんだけど、1人だとさすがに広すぎるかなと思ってた。


「ニノにばれたら怒られそうだから、今日だけ。ね?」


そう言って両手を合わせ、お願いのポーズをしながら上目使いに俺を見る潤ちゃん。


そんなかわいいことされたら、断れるわけないじゃん。


しかも、あんなことの後で、襲うわけにもいかないしーーー


「~~~~わかった。じゃ、今日だけね?」


「ほんと?やった!」


嬉しそうに目を輝かせる潤ちゃん。


だから、その顔は反則だってば。




ベッドに2人並んで、明かりを消す。


なるべく体が触れないようにーーーと思ったのに。


気付けば、潤ちゃんがぴったりと俺にくっついてる。


「じゅ、潤ちゃん、くっついちゃダメだよ」


「なんで?」


「なんでって・・・・」


「暗いと、怖いから。くっつくと安心するじゃん?」


「じゃ、じゃあ、明かりつけよう!」


「え~、そしたら寝れない」


「そんな・・・・」


「・・・・・・わかった。じゃ、離れるよ」


片腕から潤ちゃんの温もりが消え、俺はホッと息をついた。


でも、すぐ隣でもぞもぞと潤ちゃんが動く気配。


ーーー寝れないのかな・・・・


「・・・・・・潤ちゃん・・・・手、繋ぐ・・・?」


「・・・・・」


潤ちゃんの指がそっと俺を手に触れ、そのまま指を絡められる。


ーーー落ち着け、俺。大丈夫、ちゃんと寝られる・・・はず・・・・・





気付けば、隣からは潤ちゃんの静かな寝息。


俺はそっと溜息をつくと、そっと潤ちゃんの手を離した。


ベッドの端っこに寄り、体を丸める。


2人きりっていうのも、大変だ・・・・。



俺は複雑な気持ちで、無理やりぎゅっと目を閉じたのだった・・・・・。


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